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https://w.atwiki.jp/battlesimutrans/pages/30.html
基本的なこと ゲームに使用する Simutrans のバージョンは 102.0、スケールは 64 一度に参加できるプレイヤーは 6 人まで ゲームの進行 1 ターンの長さは、ゲーム内部時間 1 年。その年の 1 月 1 日から 12 月 31 日まで 現実時間 1 週間以内に自分のターンをプレイし、セーブデータを指定のアップローダにアップする 期限までにセーブデータをアップしなかった場合、そのターンは飛ばされる (1 回休み) 場合がある 休みが 5 回以上連続した場合、そのプレイヤーはゲームの続行が不可能なものとして失格になる場合がある 年代設定は使用しない Freeplay モードは使用する 会社 称号、コーポレートカラーは自由に変更できる。ただし、本拠地を選択する順番に他社との重複がないこと 原則としてプレイ中には自社のみを操作し、他社は操作しない 失格となったプレイヤーの保有する交通経路、線路、道路、建物、乗り物などは、すべて撤去される 自社の現金の赤字は 3 年以内に回復すること 都市 プレイヤーは経営活動の拠点となる本拠地を選ぶ プレイヤーは自社の資金の範囲内で新規に都市を誘致することができる 都市の名前は変更できない。ただし、以下は例外である 自社の本拠地は、最初のターンのみ名前を変更できる 自社の資金で誘致した都市は、その都市を誘致したターン内のみ名前を変更できる 交通 最初のターンに設定する交通経路の中に、本拠地が含まれている必要がある 1 ターン中に、都市は 8 までしか接続することができない アドオン アドオンは、ゲームバランスを崩壊させない程度に好きなものを使うことができる。観光地などの建物で強大な旅客度・郵便度を持つものや、高性能なわりに製造費や運行費が安い乗り物などは自重してください
https://w.atwiki.jp/rulersofnationswiki/pages/48.html
UNO [国際連合] Provide proof that a nation is a threat to international security [国際防衛における脅威である国家の証拠提供] Seize the Security Council to denounce a nation that threatens world peace [世界平和への脅威である国への非難の機会を安全保障理事会で図る?] Ask the Security Council to authorize a military intervention against a country [国家への軍事介入への認可を安全保障理事会に依頼] Consult the make up and agenda of the Security Council [安全保障理事会の構成及び協議事項の調査] Consult the adopted resolutions [採択決議調査] Consult the pending resolutions [未採択決議調査] Ask for the status of permanent member on the Security Council [安全保障理事会の常任理事国の地位要求] Leave the organization [団体からの脱退] Publicly support the organization [団体の公的支援] Question the actions and legitimacy of the organization [団体の行動および合法性を質問する] IMF [国際通貨基金] Leave the organization [団体からの脱退] Publicly support the organization [団体の公的支援] Question the actions of the organization [団体の行動を質問する] WB [世界銀行] Leave the organization [団体からの脱退] Publicly support the organization [団体の公的支援] Question the actions of the organization [団体の行動を質問する]
https://w.atwiki.jp/rulersofnationswiki/pages/23.html
Actions [行動] Lift a total embargo a country [国家完全禁輸指定] Subsidize [助成金] Customs duties [関税] Exonerate [免税] 選択項目 Advetising [広告] Air transportation [空輸] Attraction parks [アトラクション施設] Compact disc [CD] Courier transportation [宅配便] Fast food [ファストフード] Films [映画] Internet services [インターネットサービス] Lottery and bets [くじ・賭け事] Naval Transportation [海輸] Numerical networks and infrastructures [回線敷設・整備] Postal service [郵便事業] Publishing [出版業] Railway transportation [貨物輸送] Road transportation [道路輸送] Services [業務] Telecom operators [電話オペレーター] Tourism/Hotel trade [観光/ホテル業] TV channels [テレビチャンネル] Urban transportation [都市交通]
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カイムを振り切った二人は、小高い丘の上に登っていた。 「一体全体どうなってんだい………この世界は……。」 二人組のうちの一人、ウルボザは丘からの景色の先を睨んでいた。 かなり遠くにあるため小さく見えるが、その先に見える建物の一つは、間違いなくハイラル城だった。 「あのお城、知ってるの?」 遥はウルボザの視線の先にある城を見つめる。 「知ってるも何も、私はそこの姫様を守る英傑の一人だったのさ。」 「エイケツ?」 知らない言葉で遥が首をひねる。 「難しく考える必要はないよ。国にとって大事な人を守る人、ぐらいに考えてればいいさ。」 「おじさん……みたいな?」 遥は答える。 彼女が言う桐生一馬は、国にとって重要な人物、というわけではない。 だが、守りたい者あれば命に代えてでも守ろうとする人物だった。 「へえ……おじさんって人も、誰かを守る英傑なのかい?」 遥は首を振る。 桐生は他のヤクザからも様々な呼ばれ方をしていたが、英傑という二つ名は聞いたことはなかった。 「とりあえず、強い人ってのは分かったよ。それでいいだろ?」 遥は黙って首を縦に振る。 「アンタも大事な人がいるじゃないか。その人の為にも、死んじゃダメだよ。」 遥は釈然としないような表情で、頷く。 (御ひい様より、もう少し小さいかねえ……) ウルボザは感じ取った。 この少女も、どこか年不相応に感情を押し殺していると。 かつてのウルボザが守る相手と同じように。 (何があったか知らないけど、ヘンに背伸びしていても、いいことはないんだよ……。) 自分の出来ることと言えば、その相手をそっと見守るくらいだ。 それしかできないのなら、命続く限り、それを押し通そうとウルボザは決意する。 「ところで遥、あんたはこの地図でどこか知ってる場所はあるかい?」 遥は地図の右下、『セレナ』と書かれた場所を指す。 「ここに、おじさんもいる……。」 そこは、遥にとって思い出の場所。 あの日『バッカス』で桐生に助けられてから、家代わりに使っていた場所。 桐生は常にいたわけではないが、同じようにセレナを拠点として使っていた。 その場所に行けば桐生にも会える。 いつもと同じように助けてくれる。 麗奈も同じように匿ってくれる。 そう心の中で信じていた。 「ちょっと遠くなりそうだね……まずはあっちに見える、船みたいな場所に着いたら休憩して、それから行こうか。」 ウルボザはハイラル城とは違う方向を指差して言った。 確かにここからでもセレナは見えないくらい遠いので、何も言わずにそうしようと遥も思う。 丘を降りて、北東へ進もうとする二人。 目指す先はE-3,偽装タンカー。 なぜ堂々と地図に「偽装」と書いてあるのか二人共謎に思うが、船の中なら隠れやすい場所があるかもしれない。 道をそのまま歩いていると、前方によたよたと歩く人の姿が見えた。 「ちょっと!!アンタ、大丈夫かい?」 ウルボザがその姿を近くから見ると、それは妙齢の美しい女性だった。 しかし、服には血がべっとりと付いていた。 歩き方のおぼつかなさから、恐らく悪質な参加者に襲われ、済んでの所で逃げてきたのだとウルボザは推理する。 「…………。」 女性は口をパクパクと動かし、何か言おうとしている。 「え!?」 「タベ………タ…………イ。」 「あんた、お腹空いてるのかい?私の食べ物をあげようか?」 ウルボザはザックを開き、パンを取り出す。 彼女は勘違いしていた。 些細な、しかしこの戦いの場ではとてつもなく致命的な勘違いを。 美しい女性、アリオーシュの服についていた血は、彼女の物ではなく、彼女を襲ったゾンビのもの。 そして、彼女が食べたいと言っていたのは、決して支給品の食料などではなく……。 「え!?」 女の細腕とは思えない力で、いとも簡単にウルボザが押しのけられた。 地面に倒れはしなかったが、勢いでパンを落としてしまう。 「コドモ……タベタイ………。」 アリオーシュは目をギラギラと光らせ、遥に向かう。 「タベタイ………タベタイ!!」 「………!!」 その勢いに身がすくんで遥は動けなくなった。 歯をむき出しにして迫り来るアリオーシュ。 たまたま出会った女性が、子供を「捕食して守ろう」とする精神異常者だとどう想像しよう。 そしてその女性がT-ウイルスの影響で、異常さが加速しているなど、大層な妄想癖がある人物でもない限り、想像できまい。 いや、この世界では異常こそが正常であるのかもしれないが。 遥も、神室町にいた時から、誰かが殺される瞬間や、自分が死の危機に瀕したことはあった。 だが、自分を捕食しようとする人物に会ったことは一度としてなかった。 アリオーシュは遥の腕をガッチリ掴む。 手に、子供の柔らかくて弾力のある肉の感触が伝わる。 この感触を、守りたい。手だけではなく、口の中でも、体の中でも味わいたい。 アリオーシュは口を大きく開け、遥の肉を食いちぎろうとする。 「――はぁッ!」 しかし、落雷がその目的を阻害した。 「アアアアアアギャアアアあああ!!」 けたたましい悲鳴と共に、遥の拘束が解かれる。 「何ボサっとしてんだい!!早く逃げるんだよ!!」 ウルボザは遥に怒鳴る。 「え!?私………。」 「私のことは気にするんじゃない!!これを持って先に船の所へ逃げるんだよ!!」 ウルボザは武器以外の支給品を入れたザックを遥に投げる。 ザックの衝撃が体に伝わってようやく遥は逃げ始める。 今になって、遥の心の奥底から恐怖が湧き出てきた。 食べたい? あの女性が言ったことが、理解できなかった。 神室町にいた時は、命の危機にさらされたことは何度もあったけど、食い殺されそうになったことは一度もなかった。 食べられるってどんな感じだろう。 普通にご飯を食べていたけど、食べられる側のことは考えたことなかった。 きっと、銃なんかで撃たれるより、痛いんだろう。 そんなことを頭にめぐらせながら、遥は走る。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 「コドモ………タベタイ……カエセ!!」 電撃の痺れから回復したアリオーシュは、バタフライエッジを抜き、ウルボザに敵意をむき出しにする。 「返せっつったって、アンタのモノじゃないだろ!!」 同様にウルボザもロアルドスクロウを抜き、アリオーシュにめがけて構える。 (コイツ……私の雷を食らったのに、ピンピンしてるなんて、どういうことだい?) ウルボザが疑問に思ったのは、アリオーシュの生命力。 自分の雷を食らえば、人間は愚か、並みの魔物でも容易に戦意を喪失する。 だが、この女性からは全くそういったものが喪失した様子はない。 一時的痺れたのは確かだし、体のあちこちからまだ煙が出ているが、戦う気力は充分のようだ。 (まあいいさ、それなら容赦なく殺せるよ!!) その点からウルボザは、アリオーシュを人間の姿をした魔物だと判断した。 魔物ならそれでいい。 人間同士の殺し合いはたとえ相手が殺す気でいたとしてもする気は憚られるが、魔物なら心配ない。 いつもの魔物退治のように、冷静に心を殺して戦うことが出来る。 実のところはアリオーシュは人間である。 強靭な生命力のタネは二体の魔物との契約、そしてリッカーを捕食した時に得たTウイルスの影響なのだが。 アリオーシュが大剣を振り回し、ウルボザの首を掻っ切らんとする。 「そんなんで当たると思ってるのかい?」 ウルボザは素早く身を反らし、斬撃を紙一重で躱した。 大剣は誰も斬り裂かず、地面にめり込む。 その隙にアリオーシュに斬りかかろうとした瞬間。 地面から即座に二撃目が襲来した。 「!?」 「コドモ……殺シテ、取リニイかナイと………。」 咄嗟にロアルドスクロウで受け止め、鍔迫り合いに持ち込もうとするも、予想外の抵抗が両手に来た。 (なんて力だよ……モリブリンじゃああるまいし……。) 自分が力で押されるとは。 剣の大きさなら相手の方が上だが、それにしてもこの力は異常だと感じた。 「ちいっ!!」 「早ク……アのコ………タベタイ……。」 ウルボザもゲルドの族長として、生前は砂漠での過酷な訓練に明け暮れていた。 いくら魔物といえども、細腕相手に力で後れを取るとは予想していなかった。 再びアリオーシュが大剣を構えて、斬りかかる。 だが、その場所には誰もいなかった。 既にアリオーシュの真横に移動していたウルボザは、すかさず脇腹を蹴飛ばす。 「見せてやるよ。ゲルドの英傑の力を」 横から、アリオーシュの一撃が襲い来る。 確かにそれはウルボザを斬ったはずだった。 しかし風に飛ばされた木の葉のように身軽に舞うウルボザに、致命傷を与えたことにはならない。 その後も大剣が振り回されるも、一度も斬ることは出来ない。 ウルボザは踊り手のようにアリオーシュの周りを動きつつ、翻弄していく。 いくらウルボザに力があっても、力比べではゴロン族やヒノックスに勝つことは出来ない。 だが、彼女ら、ゲルド族には身のこなしがある。 ウルボザがゲルドの戦士として生きた時代より昔から存在していた戦い方。 蝶のように美しく舞い敵を翻弄させ、蜂のように刺す。 その美しさと激しさでは、他の部族で右に出る者はいない。 (私のお気に入りの剣と盾が無いけど、上手くいったようだね。) 最初の狙いはアリオーシュの利き手。 首尾よく手の甲を斬り付けることに成功した。 剣を落とすかと思いきや、傷ついた手でまだ攻撃して来る。 相手は人間ではないと改めて実感しつつも、今度は姿勢を低くして左足を斬り付ける。 やはり反応は鈍い。 相手に痛覚というのが無くなっているのか。 それとも罠のようなものか? ウルボザは相手の様々な手を予想する。 たとえ目的が食事や子孫繁栄のような、極めてシンプルなものしかなくても、罠を張って狡猾に戦ってくる魔物もいる。 集団で襲撃し、地形に隠れながら襲撃の時を待つリザルフォスが良い例だ。 言い表しようのない嫌な予感に恐れたウルボザは、早急に相手の急所を突こうとする。 「私の、子供ハどこォォぉ?」 アリオーシュの大剣がウルボザの胸に襲い掛かる。 しかし、ウルボザは空中でトンボを切って一回転。 「もらった!!」 そのまま、逆にアリオーシュの心臓にロアルドスクロウを突き刺した。 「アアアア!!」 アリオーシュの体は痙攣し、膝をつく。 (しかし、恐ろしい相手だったね………。) 先に逃がした遥を追わなければいけないが、相手はウルボザの予想を上回る力と生命力を持っていた。 一先ず落ち着こうと、息を大きく吸い込む。 「ふう………」 それを大きく吐き出す。 どうにか心を落ち着かせたウルボザは、再度息を吸って、遥を追いかけようとする……が、それが何故か出来なかった。 アリオーシュが持っていたバタフライエッジが、ウルボザの心臓を貫いたから。 「………!!」 なぜ、と言おうとする前にウルボザの口から大量の血が出る 「ウフフフ………肉……にく……ニク…。」 そのままアリオーシュは剣を抜く。 ウルボザから体から大量の血が噴き出て、崩れ落ちた。 だが、さっき雷を打ってからとっくに1分は経っている。 せめて、もう一度。 この怪物を生かしたら、きっとまた誰かが犠牲になる。 その犠牲を、ここで止めねば。 (遥、あんたは生きなよ。) 血が行き渡らず、言うことを聞かない腕を無理やり上げ、技の体勢に入る。 その瞬間、雷が落ちた。 ウルボザの頭に、バタフライエッジという名の雷が、だが。 彼女はアリオーシュを、人の姿をした怪物だと思っていたが、心臓を失ってなお動ける怪物だとは思ってなかった。 それは、不注意だろうか。 否、不注意ではない。 なにしろアリオーシュが心臓を失っても動ける体になったのはつい先ほど。 彼女が捕食したリッカーから手に入れた、Tウイルスの感染が原因だからだ。 (運動しタからカしラ?お腹……空いタわネ………。) アリオーシュは動かなくなったウルボザの身体にかじりつき、肉を食いちぎる。 Tウイルスは過剰に代謝の速度を上げるため、空腹も異常なペースで進行するのだ。 (やっぱり……美味シクナカッタわね…………。) 新鮮な肉なのでリッカーよりかは美味だが、やはり大人の肉は硬くて食べにくい。 それに、もうすぐ代えようのないご馳走にありつけるのだから、こんなもので満腹になるわけにもいかない。 あの子がやっぱり食べたい。 二口、三口もすればすぐにその肉塊を棄て、衝動に身を任せてそのまま歩き始めた。 【E-3/草原 /一日目 黎明】 【アリオーシュ@ドラッグ・オン・ドラグーン】 [状態]:ダメージ中、T-ウイルス感染(進行中) [装備]:バタフライエッジ@FINAL FANTASY Ⅶ [道具]:基本支給品、ランダム支給品 [思考・状況] 基本行動方針:こどもたちをまもる。 1.遥を追いかけ、食べる。 2.さっきからお腹が空いてしょうがないわ…… ※リッカーを食べたことによりT-ウイルスに感染しました。 現在でもクリーチャー化が進行中です。 それに伴って回復力と、食欲が増進しています。 また、クリーチャー化した場合脳を破壊され完全に活動を停止した段階で「死亡」と判断します。 【E-3/偽装タンカー前 /一日目 黎明】 【澤村遥@龍が如く 極】 [状態]:健康 恐怖 [装備]:なし [道具]:基本支給品、ランダム支給品(1~3個) ウルボザのランダム支給品(1~2個) [思考・状況] 基本行動方針: 自分の命の価値を見つける。 1.ウルボザを待つ 2.ウルボザと合流して休憩した後は、セレナへ向かう。 3.おじさんと会いたい。 ※本編終了後からの参戦です。 【ウルボザ@ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド 死亡確認】 【残り59名】 「ふむ、怖気付いたのかね、バレット君。」 遠くの方で、最初に雷が落ちたのを見たのは、バレットだった。 もしや仲間が雷の魔法を使ったのではないかと気になり、その方角へ向かうことを提案する。 偽装タンカーへと向かう途中だが、回り道をすると、衝撃の光景が広がっていた。 一人の女性が、別の人間を食べていたのだ。 すぐに食べるのをやめてどこかへ歩き出したが、それ以上に衝撃的だったのは、背中にぽっかりと穴が開いていたことだった。 背中に穴が開いても何食わぬ顔して歩けることは、銃を心臓に打ち込んでも効果がない可能性が高い。 頭に打ち込んだり、首を切り落とせば殺せるかもしれないが、支給されている武器の使い方も分からない今は、勝てるかどうか分からない。 「うるせえ……どうするか考え中だ。」 自分は考え事は苦手だが、そう答えてしまう。 「君は銃弾(バレット)なのにすぐに飛んでいかないようだな」 「……。名前で遊ぶなっつってんだろ……。」 目の前の同行者さえ何者なのか分からない状態で、対処法もはっきりしないまま相手に戦いを挑みたくない。 しかし、相手が向かっているのは自分達が目指していた、タンカーの方角。 今戦わなくても、目的地を変えなければ、すぐに戦うことになる。 今すぐに戦いを挑むか、もう少し様子を見るか、はたまた進路を変えるか。 【E-3/草原 /一日目 黎明】 【バレット@FF7】 [状態]: 健康 アリオーシュに対し若干の恐怖 [装備]: 神羅安式防具@FF7 [道具]: デスフィンガー@クロノ・トリガー 基本支給品 ランダム支給品(0~1) [思考・状況] 基本行動方針: ティファを始めとした仲間の捜索と、状況の打破。 1.あの女性(アリオーシュ)をどうする? 2.タンカーへ向かい、工具を用いて手持ちの武器を装備できるか試みる 3.マテリアの使用法をオセロットに説明するとともに、怪しいので監視する ※ED後からの参戦です。 【リボルバー・オセロット@METAL GEAR SOLID 2】 [状態]:健康 [装備]:ピースメーカー@FF7(装填数×6) ハンドガンの弾×12@バイオハザード2 [道具]:マテリア(???)@FF7 基本支給品 ランダム支給品(0~1) [思考・状況] 基本行動方針:??? 1.バレットとともにタンカーへ向かう。 ※リキッド・スネークの右腕による洗脳なのか、オセロットの完全な擬態なのかは不明ですが、精神面は必ずしも安定していなさそうです。 Back← 055 →Next 052 We re tied with bonds, aren t we?(前編) 時系列順 056 TRIGGER 054 ささやかなふれあい 投下順 002 Aの食卓 アリオーシュ 066 アリオーシュの奇(出題編) 014 Abide 澤村遥 101 偽装タンカーを探検しよう ウルボザ GAME OVER 043 Bullet & Revolver バレット・ウォーレス 066 アリオーシュの奇(出題編) リボルバー・オセロット
https://w.atwiki.jp/cosmos_memo/pages/1664.html
Dense Forest Battle BASIC Level 2 BPM 142 Notes 231 1 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 2 口②口口 |①---| 口①口口 |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 3 口口口口 |①---| ②①口口 |----| ③口口口 |②---| 口口口口 |③---| 4 口口②口 |①---| 口口①口 |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 5 口口口口 |①---| 口口①② |----| 口口口③ |②---| 口口口口 |③---| 6 口②口口 |①---| 口①口口 |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 7 口口口口 |①---| ②①口口 |----| ③口口口 |②---| 口口口口 |③---| 8 口口②口 |①---| 口口①口 |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 9 口口口口 |①---| 口口①② |----| 口口口③ |②---| 口口口口 |③---| 10 口②②口 |①---| 口①①口 |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 11 口口口口 |①---| ②①①② |----| ③口口③ |②---| 口口口口 |③---| 12 口②②口 |①---| 口①①口 |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 13 口口口口 |①---| ②①①② |----| ③口口③ |②---| 口口口口 |③---| 14 口口口口 |①---| 口口口口 |----| 口①①口 口口口口 口口口口 口口口口 口②口口 |----| 口口口口 |②---| 15 口口口口 |①---| ①口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 16 口口口口 |①---| 口口口口 |----| 口①①口 口口口口 口口口口 口口口口 口口②口 |----| 口口口口 |②---| 17 口口口口 |①---| 口口口① |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 18 口口口口 |①---| ①②口① |----| 口口口口 |----| 口口口口 |②---| 19 ①口口口 |①---| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 20 口口口口 |①---| ①口②① |----| 口口口口 |----| 口口口口 |②---| 21 口口口① |①---| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 22 口口口口 |①---| 口口口口 |----| 口口口口 |②---| ①②②① |----| 23 口口口口 |①---| 口口口口 |----| ①②②① |②---| ③口口③ |③---| 24 口口口口 |①---| ①②②① |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 25 ①②②① |①---| ③口口③ |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |③---| 26 口口口口 |①---| 口①①口 |----| 口①①口 |----| 口口口口 |----| 27 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 28 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 29 口口口口 |①---| 口口口口 |②---| 口口③④ |③---| ①②口① |④---| 30 口口口口 |①---| 口口口口 |②---| ④③口口 |③---| 口口②① |④---| 31 口口③④ |①---| ①②口口 |②---| 口口口口 |③---| 口口口口 |④---| 32 ④③口口 |①---| 口口②① |②---| 口口口口 |③---| 口口口口 |④---| 33 口口口口 |①---| ①口④口 |②---| 口③口口 |③---| ②口口口 |④---| 34 口口口口 |①---| ④口口口 |②---| 口③口① |③---| 口口②口 |④---| 35 口①口口 |①---| 口口②口 |②---| 口③口口 |③---| 口口④口 |④---| 36 口口口口 |①---| ②③③② |②---| ①④④① |③---| 口口口口 |④---| 37 ①口口① |①---| 口②口口 |--②-| 口口③口 |----| 口口口口 |③---| 38 ①口口① |①---| 口口②口 |--②-| 口③口口 |----| 口口口口 |③---| 39 口口口口 |①---| 口①①口 |--②-| 口口②口 |----| 口口口③ |③---| 40 口口口口 |①---| 口①①口 |--②-| 口②口口 |----| ③口口口 |③---| 41 口②②口 |①---| ③①①③ |--②-| 口口口口 |----| 口口口口 |③---| 42 口口口口 |①---| 口②②口 |--②-| ③①①③ |----| 口口口口 |③---| 43 口②②口 |①---| ③①①③ |--②-| 口口口口 |----| 口口口口 |③---| 44 口口口口 |①---| 口②②口 |--②-| ③①①③ |----| 口口口口 |③---| 45 口口口口 |①---| 口①②口 |----| 口②①口 |②---| 口口口口 |----| 46 口口口口 |①---| 口③③口 |----| ①②②① |②---| 口口口口 |③---| 47 口口口④ |①---| 口口③口 |②---| 口②口口 |③---| ①口口口 |④---| 48 口口口口 |①---| ①口口① |②---| ②③③② |③---| 口④④口 |④---| 49 ④口口口 |①---| 口③口口 |②---| 口口②口 |③---| 口口口① |④---| 50 口口口口 |①---| ①口口① |②---| ②③③② |③---| 口④④口 |④---| 51 口口口口 |①---| ①口③① |②---| 口②口④ |③---| 口口口口 |④---| 52 口口口口 |①---| ①③口① |②---| ④口②口 |③---| 口口口口 |④---| 53 口口口口 |①---| 口口③④ |②---| 口②口口 |③---| ①口口① |④---| 54 ④③口口 |①---| 口口②口 |②---| ①口口① |③---| 口口口口 |④---| 55 口口口② |①---| 口①①③ |②---| 口口口④ |③---| 口口口口 |④---| 56 ④口口口 |①---| ③口口口 |②---| ②口口口 |③---| 口①①口 |④---| 57 口口口② |①---| 口①①③ |②---| 口口口④ |③---| 口口口口 |④---| 58 ④口口口 |①---| ③口口口 |②---| ②口口口 |③---| 口①①口 |④---| 不確定度 0
https://w.atwiki.jp/battlesimutrans/pages/41.html
基本的なこと ゲームに使用する Simutrans のバージョンは 102.2.1、スケールは 64 一度に参加できるプレイヤーは 6 人まで ゲーム 1 ターンの長さは、ゲーム内部時間 1 年。その年の 1 月 1 日から 12 月 31 日まで 現実時間 1 週間以内に自分のターンをプレイし、セーブデータを指定のアップローダにアップする 期限までにセーブデータをアップしなかった場合、そのターンは飛ばされる (1 回休み) 場合がある 休みが 5 回以上連続した場合、そのプレイヤーはゲームの続行が不可能なものとして失格になる場合がある 年代設定は使用しない Freeplay モードは使用する 会社 称号、コーポレートカラーは自由に変更できる。ただし、本拠地を選択する順番に他社との重複がないこと 原則としてプレイ中には自社のみを操作し、他社は操作しない 失格となったプレイヤーの保有する交通経路、線路、道路、建物、乗り物などは、すべて撤去される 自社の現金の赤字は 3 年以内に回復すること 都市 プレイヤーは経営活動の拠点となる本拠地を選ぶ プレイヤーは自社の資金の範囲内で新規に都市を誘致することができる 都市の名前は変更できない。ただし、以下は例外である 自社の本拠地は、最初のターンのみ名前を変更できる 自社の資金で誘致した都市は、その都市を誘致したターン内のみ名前を変更できる 町の発展の停止は自分の誘致した都市以外では禁止 交通 最初のターンに設定する交通経路の中に、本拠地が含まれている必要がある 1 ターン中に、都市は 8 までしか接続することができない アドオン アドオンは、ゲームバランスを崩壊させない程度に好きなものを使うことができる。観光地などの建物で強大 な旅客度・郵便度を持つものや、高性能なわりに製造費や運行費が安い乗り物などは自重してください
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177 :carnival (re-construction ver) Phase3 -decisive battle-:2009/08/10(月) 22 05 50 ID vrLAzWIt0 「ねぇアル、クーリーは何の曲を聴いているんだろう」 唐突にアリスはアルベルトに問いかけた。 彼は数年前にクーリーが何か大きな音ゲーイベントに参加した時の事を思い出した。 何の大会だったか、クーリーは大勢の人の前でIIDXをプレーする事になっていた。 確かあの時、クーリーは今と同じように曲を聴いていた。 アルベルトはその時、クーリーに何の曲を聴いているのかと尋ねたことをも思い出した。 その時にクーリーの返した答え。それは、 「あぁ、今聴いている曲は『DEPARTURE』だよ」 これだった。クーリーはIIDX専門のプレーヤーだったはずなのに、 何故ギタドラの曲を聴いているのか?そう疑問に思ったアルベルトは問いを重ねた。 「どうして。お前ギタドラはやらないじゃないか」 「うん。あのゲーム、僕には最高に素晴らしいと言っていいほど合わない。物凄く苦手だよ。 でもさ、最高に良い曲は沢山あるでしょ?それを聴きたいって言うのは自然な感情だ。 この曲はさ、このシリーズの中で素晴らしい曲の内の一つだと思うよ。 歌詞も素晴らしいと思う。今のこの状況には多分合っていないけどさ、 この歌詞を聞いて、意味を噛みしめると、何故だか力が沸くんだ。不思議だよね」 そうしてクーリーは曲を聴き、そして大会で好成績を出していたはずだ…… とアルベルトは回想を終え、隣で答えを待つ姉のために口を開く。 「アイツさ、音ゲー曲の中でお気に入りの曲を聴くと力が沸くんだって何年か前に言ってた。 あの時聞いていた曲は『DEPARTURE』だったよ。今同じ曲を聴いているかはどうか分からない。 『quesar』のようなどこか悲しい雰囲気を醸し出しているトランスを聴いているかもしれない。 『RED ZONE』みたいな激しく、気分が乗る曲を聴いて気持ちを昂らせているかもしれない。 『冥』とか『HEAVEN INSIDE』とかさ、テーマ性が強い曲を聴いているかもしれない。 でも、俺にはクーリーが今何の曲を聴いているのかは分からない」 そう、とアリスは何処か寂しげに返し、そしてアルベルトに言った。 「さて、そろそろ時間ね」 「あぁ、そうだな…アヤ!」 「この時間となれば…出撃だな?」 「あぁ!」「そうよ!」 「台詞が合ってない。ハモるなら合わせろ。 ……それでは、これより『ダブルエース陸上迎撃部隊』…出撃!」 おう、行くよ!と双子はセリフを合わせられないながらもハモって兵器廠出入り口の一つへ飛び出した。 これから二人はメトロに乗り、第一ブロックにて待機する手筈だった、とアヤは確認しながらクーリーの方に顔を向けた。 178 :carnival (re-construction ver) Phase3 -decisive battle-:2009/08/10(月) 22 12 27 ID vrLAzWIt0 「クーリー、そろそろ」 アヤはそれのみを話し、クーリーに呼びかけた。 呼びかけられたクーリーは満足そうな笑みを浮かべ、 MPDとイヤホンを元の場所に戻し、そしてユールと同じように飛び込んで搭乗した。 二つの戦闘機の中には、意識シミュレータで装備していたものと同じゴーグルと、 それとよく分からないヘルメットのような物があった。 「ブレインコントローラ。意識シミュレータで学習し経験を積んだろう? あのイメージ通りに機体を動かす装置だ。あそこで動かすのと大差ないさ」 アヤの声が二人に聞こえた。 ユールもクーリーもそれらを装備し、意識シミュレータで学習した通りにそれぞれの機体を操作する。 二つの箱が少しふわっと浮いた。 「凄い、ちゃんと動いている」 ユールは一言感想を誰に言うでもなく呟き、そして何かが起きている事を感じ始めた。 意識シミュレータ内で動かしたようにこの機体は動いたが、 全身を包む不快感と安息が入り混じったこの精神状態を経験するのは初めてだった。 私の手元に二機の戦闘機についての資料がある。 勿論、ユールとクーリーが乗り込んだ機体についての資料だ。 元々はWSFカーニバル基地航空部隊のエースであるアヤと、 基地航空部副隊長トルセの為に開発された機体だった。 部隊長は統率力に秀でた人間ではあったが、飛行機のパイロットの腕は一流とは呼べなかった。 この機体にはPSCRで使われている「異次元」へのアクセス技術を応用している。 PSCRはPSCRの中に異次元を生み出し、その中の容量分だけ中に物を詰め込むことが出来る。 これを応用し、機体の中に異次元空間を置き、そこから弾薬を補給し、兵装の姿を表す。 機体に生成する異次元の容量は殆ど数字を無視できる程大きい。 よって、積んでいる弾はもはや無限弾と言っても過言ではない。 179 :carnival (re-construction ver) Phase3 -decisive battle-:2009/08/10(月) 22 22 48 ID vrLAzWIt0 アヤの為に開発され、今はクーリーが搭乗している機体と、 それが積んでいる兵装とその使い方について触れてみよう。 青い箱の中にIIDX筐体の形をしたメインコンピュータがある。 筐体の画面中央には機体前面に搭載しているカメラを通じて外の視界が映る。 搭乗時に外が全く見えなくなるという訳ではないが、一応つけた機能といった感じだ。 周りの様子はHMDを通して見るレーダーを確認すれば良いし、 何よりそうして視界を確保しているのだから、わざわざ画面中央を見なくてもよいのだ。 そして、快適な操作性を実現させるのに大きく貢献したのが 「ブレインコントロールシステム」の実装である。ユールの支援機も実装している。 ブレインコントローラを装着、機体と神経接続し、パイロットと機体が文字通り一体となる。 これをブレインコントロールと言い、これによって物凄く高い機動性を得る事が出来るのだ。 そこらの素人だろうが、一流パイロットを凌駕する可能性を秘めたこのシステム。 そしてこの箱型の機体の持つあり得ない機動性。二つが融合すれば鬼に金棒と言える。 乗り手の腕が最高だったら、鬼と金棒の部分が別の言葉に置き換わっているだろう。 だが、これにはあるデメリットがある。一種の副作用のようなものだ。 パイロットは機体と神経接続をする。すると、一種の不快感が現れる。 そしてもう一つ。戦闘中に何らかの攻撃によってダメージを受けてしまったとする。 すると、神経接続をしているパイロットもダメージを負ってしまうのだ。 どうにかならなかったものかと私は思うのだが、どうにもならなかったからこうなったと考えるしかない。 それでも、デメリットがこの程度で幸いだと考えるべきだと私は思う。 何故なら、これら二機の戦闘機、支援機の機動性を実現させる この技術によるリターンは予想していたより少なかったからだ。 次に、クーリーが搭乗している機体の兵装について説明しよう。 この項に、機体内部にIIDX筐体の形をしたメインコンピュータがあると書いた。 つまり、攻撃と兵装切り替えはこの筐体に命令を入力すればよいのだ。 どうやって筐体に命令を入力すれば良いかというと、簡単だ。 普段IIDXをプレーするように、鍵盤を叩いたりエフェクターをいじったりすれば良い。 攻撃は鍵盤を叩いて行う。これについて、SPモードとDPモードと呼ばれる形態が存在するが、後述する。 兵装切り替えはVFEXボタンを押す。曲選択時に難易度を変更するボタンだ。 ノーマル時「エネルギーバルカン」→ハイパー時「エネルギーライフル」 →アナザ―時「とどめの一撃」→ノーマル時…と切り替わる。 エフェクターのつまみは、主に兵装の威力の調整に使う。 対地攻撃をする際、あまり地上に高攻撃力による攻撃の被害を出したくない時などに調節される。 個人的に特徴的だと感じたのが「SPモード/DPモード」の存在だ。 実際にIIDXをプレーした人ならお分かりになっていると思われるが、 あのゲームにはシングルプレーとダブルプレーという二つのプレースタイルがある。 同じゲームとは言えないほど、それぞれに違うゲーム性がある。 それを機体のシステムに組み込んだ。これによって攻撃の手数を倍にしたり、 戦略性を持って敵と戦う事が出来るようになった。簡単に言えば、かなり強力になれるという訳だ。 唯一の欠点は、DPプレーヤーでなければこのシステムは使いこなせないといった所だろう。 それさえ乗り越えられれば、無限のポテンシャルを秘めたシステムに化けるだろうと私は考える。 180 :carnival (re-construction ver) Phase3 -decisive battle-:2009/08/10(月) 23 37 51 ID vrLAzWIt0 次にユールの搭乗する支援機について説明しよう。 機体自体の性能はクーリーのものとほぼ同一だが、若干見劣りする部分がある。 その欠点を補うために追加装甲による防御力向上が図られている。 ここで書き忘れていた事に気がついた。二つの機体の防御の構造だ。 前にユールが機体に触れると、手が機体そのものに到達する前に 見えない壁に阻まれ、何も無い所で波紋が広がったと書いた覚えがある。 これが「不可視障壁」による防御構造だ。ダメージを大幅に減少させる効果を持っている。 そして支援機にはもう一つの防御構造を追加している。 数年前にWSFが開発に成功した技術があった。 資料を読んだ私だが、その名前は忘れた。殆どの人々が知らないのだから、それでいいかもしれない。 何故そうなるのかというと、これは公に発表された事ではないからだ。 「絶対に攻撃を喰らわない」…これをコンセプトに開発された技術。 それを使って生み出されたのが「アブソリュートアボイドデバイス」だ。 通称はAAD、アードとも。言葉を直せば「絶対回避装置」と呼べるだろう。 (本当に名前を忘れたため、私が独自に命名し、正式名称にとって代わらせている事をご了承願う) 元は人間がその装置をつけ、危険な場所へ赴く時にその真価を発揮させると言われていた。 AADの使い方とその流れはこうだ。 「AADを作動させておく→敵が銃を撃ってくる→銃弾が自分へ飛んでくる→射線がずれて当たらない」 これほどまでに完璧な防御装置があっただろうか。 これさえあれば、誰もが戦死しない人間になれるのだ。夢のような話だ。誰も死なない命のやり取りだなんて。 だが、その夢は叶わなかった。二つの重大な問題点があったからだ。 小型軽量化が進まず、従来の一機の大型戦闘機にギリギリ積めるかどうか 分からない程度のサイズに縮小する事すら出来なかったのだ。 そしてこれを作動させる際、多大なエネルギーを要するので、実質使えない事になってしまった。 それでも技術班は努力を重ね、成果を出した。 問題点の根本的な解決には至らなかったが、どうにか支援機に搭載する事は出来るようになった。 少しだけ進んだ小型化技術と、戦闘機と支援機の両方に搭載している特殊ジェネレータの開発がそれを実現させた。 だが、長時間連続して使う事は出来ないようになっている。 長くても5秒程度しか効果を発揮させる事が出来ない。 再使用までのチャージ時間も10秒と長い。タイミングを見極めて使うしかない。 長ったらしい説明もこれで最後だ。兵装について説明しよう。 この機体もメインコンピュータが特殊なものになっている。 ポップンミュージックの筐体の形をしているのだ。 操作方法も戦闘機と同じように、兵装切り替えは譜面難度変更操作をすればよい。 ただ、戦闘機とは異なった部分がある。戦闘機の場合、一つの譜面難度に一つの兵装が割り当てられていた。 支援機では一つの譜面難度に四つの兵装を使用する事が出来る。 ノーマル時は照明弾、速射砲、バインドレイン、リニアガン。 ハイパー時はミサイル、グレネード、バインドアーム、リニアガン。 エクストラ時はミサイル、火炎放射器、バインドランス、リニアガン。といった風に。 どの譜面の時も、赤ボタンだけは共通してリニアガンを発射するボタンになっている。 ちなみに、左右対称に割り振られた同色のボタンは同じ兵装を積んでいるが、発射するサイドが違ってくる。 181 :carnival (re-construction ver) Phase3 -decisive battle-:2009/08/10(月) 23 41 59 ID vrLAzWIt0 さて、これで二機の機体の説明は終わった。 書き忘れが無い限りは、以降に解説は無いと思われる。 もしあったとしても、それは後付け設定ではない。本当なので信じて欲しい。 二人はゴーグルに内蔵されているスピーカーを通して アヤの指示を受け、ゆっくりと兵器廠内を移動していた。 移動中にユールはある一つの疑問を抱いた。思い立った彼女はアヤに問う。 「アヤ、ちょっと」 「どうした、ノエル1」 「あ、私達の名前ってそういうのになったんだっけ」 「そうだよ、ログ。僕はノエル2のクウだからね。忘れないで」 クーリーが会話に割り込んだ。 「大丈夫。それで、聞きたい事があったんだけど」 「何だ」 「私達、一体何処から出るの?」 あ、とクーリーの声が聞こえた。 二人とも、一体兵器廠のどこから航空部隊は出撃するのか、という事は全く知らされていなかった。 これはいつまで経っても二人が出撃不可能であるという事を意味している。 「もうしばらく進んだ先に床に大きな穴が開いている。 ライトで照らして安全を確保しながら進んでいくと、メトロの海底トンネルに出る。 トンネルから第一ブロックのメトロステーション方面へ移動、そこから地上に出ろ。 それと、敵が来るまでは哨戒飛行だ。上空をぐるぐる回っていればいい」 アヤはそれだけを言って無線を切った。 とりあえず二人は指示に従って前進を続けていく。十秒もしない内にアヤの言っていた穴を見つけた。 元々床下からの搬入口らしいが、この際どうこう言っていられない。 クーリーを先頭にして二人は穴へとダイブした。 下へと向かうトンネルは進めば進むほど外気温が下がっていく。ユールの肌に鳥肌がたち始めた。 182 :carnival (re-construction ver) Phase3 -decisive battle-:2009/08/10(月) 23 46 19 ID vrLAzWIt0 「ノエル2よりノエル1へ。ログ、もう少ししたら直角に左に移動する。道がそうなってる」 クーリーからの無線通信だった。ユールは「了解」とだけ返し、クーリーに追従し続ける。 青い箱が左旋回を始めた。ユールはスピードを落としつつ、 ライトで照らされた姿を見せるトンネルと接触しないように左旋回する。 「大丈夫?」クーリーが訊ねる。 「大丈夫。かすってもいない」ユールが答える。 「なら良かった」とだけクーリーが言って無線が切れる。 何処までも続いているのではと錯覚を感じながら、二人はゆっくりと機体を前進させていった。 しかし、30秒も経たない内にクーリーからの無線連絡がユールの耳に届いた。 「前方約1キロ先に光が見える。 多分、あれがアヤの言っていたメトロのトンネルとの合流点だよ」 「分かった。クウ、このまま先導飛行をお願い」 ユールはそう返し、前方に神経を集中させた。 光源の位置や二機の位置の関係上、ユールから見れば青い箱から後光が差して見えなくもなかった。 約20秒が経過、二機は第一ブロックステーションとターミナルを結ぶ海底トンネルを移動していた。 数十秒が経過する頃には、第一ブロックステーションのプラットフォームが見え始めていた。 そこからターミナルへ移動した時の事をユールは思い出していた。 あの時、メトロの窓から見た海底は綺麗だったが、 今は暗くてよく分からないものが出そうな雰囲気に包まれていたように感じた。 簡単に言えば、彼女は夜の海底にある種の恐怖を感じていたのだ。 闇に包まれた二つのトンネルをライトで照らしながら進む出撃の旅も終わりを告げた。 二機はステーションと地上を繋ぐ階段を地形に接触しないようにしながら上がった。 それから一気に速度を緩ませることなく上昇、その後旋回を続けた。 ユール達の二機が飛びまわっていた夜空は雲が少なかったという。 満天の星空。雲の少ない綺麗な夜空。体の細い月の浮かぶ夜空。その中を飛ぶ青と緑の箱。 地上にたつバレンタイン姉弟はそれを見てどう思ったのだろうか。 多分、綺麗だな、と感想を抱いたに違いないと思う。私が見ても、そう思うだろう。 183 :carnival (re-construction ver) Phase3 -decisive battle-:2009/08/10(月) 23 50 00 ID vrLAzWIt0 「ユール、聞いてほしい事がある」 誰の無線連絡かとユールは訝しんだが、無線ではなかった。 ユールの首にぶら下げている小さな剣のペンダントが空気を震わせていたのが分かった。 今はコールサインで呼んで欲しいと思ったが、 機内の独り言なら傍受されて不利になる事もあるまい、とユールは考えて口を開いた。 「どうしたの?」 「僕が約千年前の…っていうのは知っているだろうけど、ちょっとした懺悔というか。喋っていい?」 「うん。今なら別に何言っても大丈夫だよ」 剣は少し間を開けて「すまない」と言ってから続けた。 「あの時、僕は一人で戦った。勿論、仲間はいたよ。彼らの支えは本当に頼りになった。 でも、僕は彼らに絶対に戦いの場というか、前線には出て欲しくなかった」 「それは、仲間が傷つくから?」 「そう。あの時の僕は、仲間達を傷つけたくなかったと思っていた。 傷つくなら僕一人で十分だというか、そんな感じ。でも、彼らは怒った」 「それは…何となく分かるような気がする。頼られていないのではないか、と思うかもしれない」 「彼らも君と同じような事を言った。『どうして頼ってくれないんだ。もっと無理を言ってくれよ』とね。 あの時の僕は未熟だった。彼らに重荷を背負わせる事が罪だと思っていたんだ。 僕が彼らに対して取っていた態度こそが、罪だと知らずにね。 君の仲間達への接し方を見る度、それを見る度に、僕は強く後悔するんだ」 ユールは何と返してよいか分からなくなった。 剣の言う事も、剣の仲間達も、それぞれの言い分も正しいように思えたからだ。 この話を聞いた私も、どちらが正しいか判断に迷っている。今も時々考えるが、結論は出ない。 剣はユールの引き起こした沈黙の空気に耐えかねたかのように喋った。 「すまない。こんな話をしちゃって」 「いいや、いいよ。……ちょっと私もいいかな」 「なんだい?」 そこでユールは思いだした。カーニバルへ来る前、あの人が言っていた言葉を。 一言一句正確に思い出すのは不可能だが、要点さえ押さえていれば十分だ。 「カーニバルに『マキナ』って宝物があるって、ある人が言ってた」 「宝物?」 「うん…それで、私はそれを見つける事が出来た」 「それってどんなもの?」 「お金とか、財宝とか、そういった類のものじゃないの。 うーん、物が一つ、心に残る物が一つかな。 心の方はマキナではないよ。大切な友人たちの繋がりを確かめられたという事。これが心の宝物。 マキナは……マキナは、私にとってのマキナは、あなた」 「僕?」 「あなたには名前が無いんだよね。だったら、私が名前をつけてあげる。 今からあなたの名前はマキナ。…ねぇ、気にいってくれたかな?」 「それはもう、十分に。…ありがとう、ユール」 187 :carnival (re-construction ver) Phase3 -decisive battle-:2009/08/21(金) 00 09 06 ID DYSvyKCu0 第一ブロックの造りは前に説明したと記憶している。 が、私が再度確認する意味も込めて、改めて説明をしようと思う。 第一ブロックはカーニバルの駐車場の方に城壁を構えている。 大体の高さは30メートル程だ。駐車場側が構える立体駐車場の一番上と連結している。 そこからでのみカーニバルへ入園する事が出来ない。 城壁と立体駐車場を結ぶ橋の下には東レイヴン海が広がっている。 城壁に下り階段が存在する。そこから第一ブロックに降りられる。 第一ブロックは半径2キロメートル程度の円形に近い形をした島で、 中央には噴水が、それを囲うように細長い煉瓦造りの建物が存在する。全部で七棟だ。 第一ブロックの外周に、ターミナルへと続くメトロステーションが一つと、 第二ブロックへ連結する橋と、そして第三ブロックへ伸びる連結する橋が架けられている。 (橋の話はしていなかったかもしれない。今更ながら、説明不足が多く申し訳ない。 多分、こんな話をする度にこういう説明不足といった醜態をさらす事になるだろう。 しかし、現実に近いイメージを持って読んで欲しい私の気持ちの表れでもある。 どうか目を瞑って、心にゆとりを持って読んで欲しいと願う。今更ながらの、私の勝手な願いだ) アルベルトは自分の部隊の持ち場である第一ブロック中央にある噴水の近くにいた。 その隣には双子の姉であるアリスもいる。 彼女の方へ眼をやると、HMDとして機能するゴーグルが視界から入る情報をやたらとデータ化する。 例えば、アリスの身長は何センチかというのが分かる、といったような具合だ。 そして、赤いパワードスーツを着ているという事と、靴の形をした加速器を履き、ジェットパックを背負い、 自分が装備しているこのゴーグルと同じものを装着しているという事が分かる。 黒いパワードスーツを着込んだアルベルトは、そうしてこのゴーグルの効果を改めて思い知らされ、 それを含む現在自分が装備している四つのアイテムの凄さを実感した。 たが、それらなんか比較にならない程、彼に凄さを通り越して恐ろしさを与えていたものが二つあった。 一つはもうじきやって来るライオン型の兵器。もう一つはそれに対抗するために自分に渡された武器だ。 自分に渡された武器。GFのコントローラーを模したエネルギー弾発射装置。 三色のネックボタンの内一つを押しつつピッキングをする事によって弾を撃つことが出来る代物だ。 その中には、大規模の市街地の電力を賄う事が出来るとされている小型のジェネレータが埋め込まれている。 詳しい使い方はアルベルトの頭にもアリスの頭にもしっかり叩きこまれていた。 アルベルトが恐れいていたのは、この武器の使い方を忘れてしまうかもしれないとかいうものではなかった。 こんな物騒なものを持たされ、初っ端から半端じゃない敵と戦わなければならないという この状況に対する事の恐れと、自分の命を左右するであろう自分の武器へ抱く安堵と 絶大な威力を持つそれに対する恐れ、その三つが入り混じったようなよく分からない恐怖感であった。 188 :carnival (re-construction ver) Phase3 -decisive battle-:2009/08/21(金) 00 16 00 ID DYSvyKCu0 ふと、クーリーの事が気になり、アルベルトは空を見上げた。 視界に青い箱を収めると、一瞬の内に彼の脳裏にある映像が浮かび上がった。 アレは…数年前の、中学の時の修学旅行だった。 何日目の話だった?…そもそも、その旅行の時間が全部で何日間か覚えていないけれども。 あそこは、確か、遊園地。そう、遊園地に行ったんだ、どこかの大陸の。 それで、俺はクーリーを連れて色んな所へ行った。ユールも一緒だったような気がする。 色々回って、そして観覧車に乗ろうという話になった。頂点付近から見る遊園地の景観は どんなぼろい所でもそれなりに綺麗に見えるってのが俺の持論だ。 並んで順番を待ち、俺達が観覧車に乗り込んで係員が鍵を閉めた。 俺の向かいにはクーリーとユールが座っていたはずだ。仲の良いカップルのように見えたが、 二人の間に結ばれているのは強い友情だけだ、という台詞を思い出した。クーリーが言っていた気がする。いや、ユールか? クーリーは最初、観覧車の頂点付近から見る遊園地の景観がどうこうという俺の持論に期待していた。 ちょっと問いただしてみると、クーリーはこれまでに観覧車に乗った事が無かったらしい。 それなら、きっといい経験が出来るぜ、と俺は言って徐々に高度を上げていかれる感覚に身をゆだねた。 そろそろだ、と俺は感じた。大体、観覧車が好きな奴は、どのタイミングでどこまで高度が上がった、という事が分かる。 ちょっとした特技の一つにカウントされてもいいと思う。 そして俺はそろそろだ、と二人に言った。いや、二人とも前々からずっと下を見ていたのだから言うまでも無かった。 俺の立場を奪いやがって、なんて思っていると、クーリーの様子がおかしくなったのに気がついた。 汗をだらだらと流している。爽やかな汗ではない事は分かった。 まるで、トイレを我慢しているときに流すような汗だ、と思った。いわゆる冷や汗ってやつ。 俺でさえ気がついたのだから、ユールもクーリーの異変に気がついた。 ユールがクーリーに「大丈夫?」と声をかけていたのを覚えている。 クーリーは目を瞑ったまま首を横に気だるそうに振っていた。 そう言えば、クーリーの耳にイヤホンのような物がついていたと思う。何かの曲を聞いて気を紛らわせていたのだと思う。 そこでアルベルトの記憶は途絶えている。途絶えたという訳ではないが、よく思い出せない。 たった数秒でそんな記憶を再生させ、アルベルトは強く思った。 今、クーリーがあんな高い所を飛んでいる。俺だって怖がっちゃいられねぇ。 189 :carnival (re-construction ver) Phase3 -decisive battle-:2009/08/21(金) 00 22 07 ID DYSvyKCu0 アルベルトが覚悟を決めていた頃、ユールはクーリーと無線連絡をしていた。 ユールもアルベルトと同じく、クーリーの事を心配していたのだった。 「こちらログ。クウ、聞こえる?」 「…聞こえる」 「体の具合、大丈夫?」 「…まぁ、なんとか」 「良かった。クウ、無茶だけはしないで」 ユールがそういうと、クーリーは長い沈黙でそれに答えた。 ユールはそれに納得し、そして不思議に思った。クーリーは無線を切ろうとしなかったのだ。 アルベルトが思い出した観覧車の件と、カーニバル駐車場と第一ブロックを繋げる橋での件、 その二つを総合して考えれば、クーリーは無線を切りたいと思っているに違いないはずなのだ。 余裕が無くなれば、その分余計な事が出来なくなる。必要な事も出来なくなる。 クーリーは誰とも話したくないはずなのに、どうして無線を切らない?とユールが考えていると、 「…無茶しないと、勝てない相手だよ…… ……僕は、どうにかして、高所恐怖症を克服しなきゃ…… …こいつは、とんでもなく無茶な事だ…でも、やらなきゃ……」 クーリーの独り言が聞こえた。 彼は必死に自分の気持ちに働きかけていた。高い所なんか怖くないのだと。そして、 「……僕の大切な人の為だ、やらなくては……」 クーリーはこうも言った。ひどく弱々しい声で、しかしそこから感ぜられる意思は確かなものだった。 多分、これはクーリーなりの意思表示の仕方だったのだろうとユールは考えた。 ユールは自分から無線を切り、そして口を動かさずにクーリーの機体を見ながら一言。 「ありがとう」 190 :carnival (re-construction ver) Phase3 -decisive battle-:2009/08/21(金) 00 32 16 ID DYSvyKCu0 「来た!」アヤの声だ。 「何が?」とユール。 「ライオンだ、ライオンが来た!」 「あ、じゃあ総帥は?」 「総帥は近くの島に着陸した! 現在、未だに一機の輸送機がこちらに接近中!何かをパージするのを確認!」 かなり的確な情報だというのはユールでもすぐに分かった。 南方から一機の大型の航空機が飛来してくるのが分かる。 すぐに黒い影が地に落ちて行くのも視認出来た。 HMDのレーダーにも赤色の点として、つまりは敵性反応を持つ存在として映っている。 「アヤ!」 「どうしたノエル1!」 「いま、どこにいるの?兵器廠からでもそんなに詳しく分かるの?」 「上空にいる!よく上を見てみろ!」 言われてユールは視線を敵性航空機から空へと向けた。 何も無いように見えたが、何か変な違和感を感じる。 これは一体なに?と考えるユールに答えが与えられた。 「視覚、レーダー、両ステルス機の空中管制機だ。これに乗るのは初めてだから上手く指示が出来ないと思う。 とりあえずこっちの心配はしないで存分に戦ってくれ!」 そういう事か、とユールは合点し、了解の旨を伝えると無線が切れた。 クーリーと連絡し、彼を先頭にして落ちて行く敵に接近する。 ユールはノーマルモードの兵装の安全装置を解除、どの兵装もすぐに撃てるようにした。 「白が照明弾、緑が対地対空速射砲、青がバインドレイン… 対地兵器、敵の動きを封殺だった?んで、赤がリニアガン、言ってみれば切り札………」 ユールは確認の独り言をぶつぶつと呟きながら いつもポップンをプレーする時と同じように、彼女なりのホームポジションで両手を構えた。 191 :carnival (re-construction ver) Phase3 -decisive battle-:2009/08/21(金) 00 38 49 ID DYSvyKCu0 アルベルトは、何か轟音が聞こえると思い、気になって空を見上げた。 あの箱型の機体は音を立てない。何かの駆動音は聞こえるのだろうが、爆音は立てていない。 ならば、別の何かだということが分かる。 アルベルトの視界に映る空には何かによってステルスカバーしているような機体が遥か上空に、 それよりかなり下の高度にユール達の機体と普通の飛行機が見えた。 そして、ゴーグルについているスピーカーからアヤの声とユールの声が聞こえた。 自分から制限をかけない限り、ユール、クーリー、自分、アリス、キリー、トルセ、アヤとは 無線連絡は常にコネクティングされている事を思い出す。 二人の無線通信の内容からアレだ、とアルベルトは確信し、飛行機に焦点を合わせる。 普通の飛行機のように見えたが、それは違っていたという事に彼は気がついた。 何か機体の腹の部分が徐々に開き、目一杯に開ききると同時に何かが落ちたのが視認出来た。 「アレがライオンか……ゴーグルの予測落下座標は……城門の近く、第一ブロック寄りか」 アルベルトが呟く。近くにいたアリスがギター型の銃器を構える。 いつでも撃てる恰好だった。姉の姿に倣い、アルベルトも銃を構える。 十数秒が経過して、アルベルトが四度目の深呼吸をしている途中、 機械仕掛けの百獣の王者は予測された地点に轟音を大きく轟かせて着地した。 その大きさはホログラフで見たものより若干大きい印象を抱かせるサイズだった。 アルベルトはブリーフィングの内容を思い返しながらアリスだけに無線連絡をした。 「想像以上にデカイな…姉貴、どうやって攻め……」 その後「え?」とアルベルトはこぼした。振り返っても姉の姿が無かったからだ。 先程までアルベルトの視線の先にアリスは立っていた。 しかし、瞬間移動でもしたかのように彼女はそこから消え失せていた。 敵にやられた、という訳でもない。不可視の攻撃など伝えられていない。 という事は、残された可能性は一つしかなかった。 「畜生!逃げやがった、姉貴逃げやがった!!」 叫ぶアルベルト。姉に対する憎悪を露わにしながらアルベルトは緑のピックを押さえ、勢いよくピッキングする。 192 :carnival (re-construction ver) Phase3 -decisive battle-:2009/08/21(金) 00 48 57 ID DYSvyKCu0 ビィッ!と緑色のレーザー弾がライオンに向けて飛んで行く。 それを見て、赤が高熱、緑が衝撃、青が冷気に特化した弾を 撃ちだすための操作だった、とアルベルトは思い返していた。 レーザー弾が直撃、爆音を立ててライオンの顔面から煙が上がるも、 それをものともしないようにライオンの鬣が光り、危険を感じ取ったアルベルトは左に駆けだした。 バシュゥ!と気持ちのいい爆音を立てながつつ、破壊光線がアルベルトの元いた場所を通過した。 走りながらアルベルトは振り返る。ライオンのレーザーは地面に当たったらしく、 バゴォン!!と轟音を立てながら地面に小規模のクレーターが出来上がっていくのが見えた。 「ひでぇ、あんなの当たっちまったらこれ着ててもイチコロじゃねぇか! あぁ畜生!!ハザードってレベルじゃねぇぞ!!!」 アルベルトは狂ったかのように叫びながら靴型の加速器を初めて使った。 別名「MAX300」と呼ばれるその赤い靴は、ブースターを噴かせて 最高時速300km/hものスピードで地上を駆け抜ける事を実現させる程の代物である。 そうして高速で駆けだしながら、噴水付近に建てられている七つの建造物で身を隠しつつ どうにかして敵の背後を奪えば、そうすれば勝てるはずだとアルベルトは考えていた。 だが、ライオンはアルベルトがどこから現れるかを予測するだけの知能も持ち合わせていた。 アルベルトが城門に近い側からライオンに向かって最高速で駆けると、ライオンは顔を彼の方に向けてきたのだ。 身の危険を感じたアルベルトは背中のジェットパックを噴かせた。 勢いよく体が上空へ持ちあがる。 高度30メートル。 眼下にライオンの鬣から放たれる青い光の筋。 着弾。 爆音。 高度が下がる。 ライオンの後ろを取り始めて行く。 完全に後ろを取る。 高度が下がる。 着地。 アルベルトが着地した時、ライオンはすでに180℃反転していた。 彼とライオンの距離はおよそ三メートル。危険領域、という言葉では言い表せないほど 危険な距離にアルベルトは着地してしまった。 「顎髭の所、そこに放射状についている三枚のパネルのそれは ホログラフにも出ていると思うけど、レーザーブレード照射装置よ。 正面から接近戦を挑めばアレで焼き切られてしまう」 「バルカン砲だね。WSFが使っている中でもとびっきりの威力の。 それを喰らっても体はバラバラになると思うわ」 アルベルトの頭の中にトルセの言葉が思い返された。 間違いなく、正しい手順を踏んでこの状況を脱しなければ殺されてしまう! carnival (re-construction ver) Phase 3 -decisive battle- St.3へ続く コメント 名前 コメント
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基本的なこと ゲームに使用する Simutrans のバージョンは 102.2.2、スケールは 64 一度に参加できるプレイヤーは 6 人まで ゲーム 1 ターンの長さは、ゲーム内部時間 1 年。その年の 1 月 1 日から 12 月 31 日まで 現実時間 1 週間以内に自分のターンをプレイし、セーブデータを指定のアップローダにアップする 期限までにセーブデータをアップしなかった場合、そのターンは飛ばされる (1 回休み) 場合がある 休みが 5 回以上連続した場合、そのプレイヤーはゲームの続行が不可能なものとして失格になる場合がある 年代設定は使用しない Freeplay モードを使用して起動する 会社 称号、コーポレートカラーは自由に変更できる。ただし、本拠地を選択する順番に他社との重複がないこと 原則としてプレイ中には自社のみを操作し、他社は操作しない 失格となったプレイヤーの保有する交通経路、線路、道路、建物、乗り物などは、すべて撤去される 自社の現金の赤字は 3 年以内に回復すること(早送りして確認) 都市 プレイヤーは経営活動の拠点となる本拠地を選ぶ プレイヤーは自社の資金の範囲内で新規に都市を誘致することができる 都市の名前は変更できない。ただし、以下は例外である 自社の本拠地は、最初のターンのみ名前を変更できる 自社の資金で誘致した都市は、その都市を誘致したターン内のみ名前を変更できる 町の発展の停止は自分の誘致した都市以外では禁止 また、新規都市と同じように、特殊建築物についても自社の資金の範囲内で建築する事が可能である。 交通 最初のターンに設定する交通経路の中に、本拠地が含まれている必要がある 1 ターン中に、都市は 10 までしか接続することができない(2ターン目までは15) 新規誘致した都市も、新たに接続した都市の数に含める 旅客駅の範囲内に(バス停留所なども)ある都市の市内建築物を含めた場合、都市を接続と定義する。 アドオン アドオンは、ゲームバランスを崩壊させない程度に好きなものを使うことができる。観光地などの建物で強大 な旅客度・郵便度を持つものや、高性能なわりに製造費や運行費が安い乗り物などは自重してください
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Sailor We re on station,Captain.This is our RV point. 配置につきました、艦長。ここが邂逅点です。 Henry 360 degree watch.monitor all radio channels. 全周監視、無線から耳を離すなよ。 Sailor Sonar contact,bridge!Unidentified vessel. 艦橋、ソナーに感あり!未確認船舶。 11 o clock,700 yards,below the surface! 11時方向、700ヤード、水面下! ―――正体不明の潜水艦 Henry General quarters.all hands prepare for attack! 総員配置。攻撃に備えろ! ―――双眼鏡の中に見える潜水艦 Henry Stand down!She s one of ours! 警戒態勢解除!味方だ! Sailor We have contact,Captain. 艦長、接触できました。 Admiral Hart is bringing his flag over to us. ハート提督が我々に旗を引き渡すそうです。 Henry A U.S. admiral trying to duck out of the battle by stealth? 合衆国提督がこっそりと戦場から逃げ出そうとする? It was hard to admire. 感心できた物じゃない。 More and more.Hart was personifying everything I thought we were doing wrong in this war. 私にはますますハートが我々がこの戦争でやった間違いを象徴しているように思えた。
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登録日:2019/02/16(火) 更新日:2022/02/03 Thu 00 33 16NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 Battle Chef Brigade Nintendo Switch PS4 アクションパズル ゲーム バトルシェフ ブリゲード ブリゲード万歳 料理の鉄人 ブリゲード万歳!! 『Battle Chef Brigade(バトルシェフ ブリゲード)』とは2017年11月20にアメリカのインディーゲームスタジオTrinket Studiosが開発、Adult Swim Gamesから発売されたゲームソフト。 発売当初はPC専用であったが、後にSwitch・PS4に移植され、日本でもSwitch版がダウンロード販売されている。 ジャンルは『アクションパズルゲーム』 【概要】 料理を題材としており、食材を調達するアクションゲーム要素と食材を調理するパズルゲーム要素で構成されている。 グラフィックは日本の漫画作品のような手描きイラストが用いられており、キャラの一つ一つの表情が非常に豊か。 【あらすじ】 100年前、ヴィクタシア王国では魔物により農場や動物たちが襲撃され、人々は飢餓状態に陥っていた。だが、誰一人として呪われた魔物の肉を食おうと考える者はいなかった。 飢餓が続き、この事態を憂いた時の国王ハインリッヒと料理長のロブションは、国の一流料理人たちを集め「シェフ兵」として活動させる軍隊「バトルシェフ・ブリゲード」を結成。 シェフ兵たちは世界各地で魔物を狩り、その肉を調理して各家庭に提供、これにより人々は飢餓から救われることとなる。 その後、王国では毎年新たなシェフ兵を発掘する「考試大会」が開催されるようになり、大会は今年で100周年という節目を迎える。 風の村に住む女性『ミナ・ハン』はそんなブリゲードに入ることに憧れ、日夜特訓を繰り広げていた。 自分の実力を確かめるため、そして夢を叶えるために親の反対を押し切り、大会の舞台である「ブリゲードタウン」へと足を運ぶのだった。 【クッキングコロシアム】 今作最大の特徴は食材の『調達』と『調理』を同時進行で行うことである。 基本的な流れとしては 挑戦を申し込む。 ↓ 「戦闘」「調味」「料理道具」の3つのカテゴリにそれぞれ最大3つのアイテムをセットする。 ↓ 審査員(最大3名)が所望する味とテーマ食材の発表。 ↓ 制限時間内に食材を調達・調理し、料理を審査員にサーブ(提供)する。 ↓ 審査となり、得点の加減が行われる。 ↓ 最終的に得点の高い者が勝利。 というもの。分かりやすくいうと料理の鉄人。 【狩猟パート】 様々な魔物・植物を狩り、食材を調達する。サイドビューのアクションゲームの形式で行われる。 キャラクターにはそれぞれHPとMP(『マジック』でなく『マナ』)が設定されており、HPが尽きてしまうと拾った食材を全て落とし、タイムロスとなってしまう。 MPは魔法や特殊な行動を起こすと消費し、尽きてしまうと使用不可となる。なお、これらの回復アイテムは存在せず、時間経過でしか回復できない。 食材の持てる数には限度があるが、一度キッチンに戻って収納することでまた拾うことができる。 なお、魔物の中にはある特定の食材を捕食することで通常では出ない特別な食材を落とすことがあるので、すぐに倒さず色々と試してみるのも一つの手段である。 【調理パート】 調達した食材を調理する。こちらではマッチ3パズル形式で行われる。 料理道具が置かれた場所に表示される枠の中に、入手した食材を示す要素の塊である『調味ジェム』を投下する。 ジェムはそれぞれ炎(赤)・水(青)・土(緑)の3種類に分類されており、縦2×横2の範囲で左右に回転させることができる。 同じ味でなおかつ、同じレベルのジェムを縦横どちかかに3つずつ揃えるとレベルが1上がったジェムに変化し、最大3レベルまで上がる。そのため、最大レベルのジェムを1個作り出すためにはレベル1のジェムが9個必要になる。(*1) 途中から骨と毒が含まれる食材が出てくることがある。 骨は枠を一つ圧迫してしまうが、3つ揃えることで光り輝く『万能ジェム』が一つ出来上がる。 このジェムはどんな味やレベルでも対応可能な正に万能な成分。なるべくレベル2と併用して使いたい。 毒は3回動かすと周りのジェムにヒビを入れて消滅してしまう。ひび割れたジェムは3回動かすとジェムのレベルが1下がり、レベル1のものは消滅してしまう。ジェムを繋げる、もしくは特定の調理器具で消すことが出来る。 しかし、毒を上手く3つ揃えれば浄化され毒のあった枠部分にゲージが登場。ゲージが消える間にレベル2以下のジェムを入れればレベルがアップする。 骨と毒はまな板でも処理できるので、敢えて入れることで効率よくレベルアップを図るか、あらかじめ取り除き安全に調理するかといった判断力が求められる。 食材を狩ったら調理し、足りなくなったらまた狩りに行く…これらを繰り返し、制限時間内に審査員の要望に応えつつ、多くのレベル3のジェムを作り出すことが両パートの目標。 【審査パート】 審査員全員分の料理をサーブするか、時間切れとなると狩猟・調理パートは終了し、審査に入る。 元々のポイントに加え、料理の出来具合により、そこからポイントが加減される。 《加点条件》 審査員の味の要望に応えた 例えば「火の味が食べたい」といった審査員に対し、火のレベル3のジェムが一つでも多く入っていればいい。 複数の味を要求された場合は同じ数のレベル3ジェムを揃えなければいけない点には注意。 「専門書」のアイテムをセットした場合にその専門書に書いてある条件を満たす 効果の中には「得点は低いがお手軽にできるもの」と「条件は難しいがその分高得点を得られるもの」と色々あるので、自分にあったものを選びたい。 《減点条件》 時間内にサーブできなかった ブリゲードを志すならば時間内に料理を提供できなければ一人前とは呼べない。 例え完成には至らなかったとしても出さないよりかはマシである。 そもそもテーマ食材が入っていない ジェムを作るのに夢中になるあまり、テーマ食材を忘れてしまっては目も当てられない。 ポイントが半減とペナルティが一番高いので、最初に投入する癖を付けておこう。 毒が入っている 神聖なる大会に毒殺事件などもってのほか。処理は忘れずに。 ちなみに骨は入っていても減点対象にはならないのでご心配なく。 以上の審査を終え、総合得点が高いプレイヤーが勝利となる。 【用語】 ブリゲード 当時の国王であるハインリッヒと料理長であるロブションにより設立されたシェフ兵の軍隊の総称。 人々の脅威である魔物を狩り、調理して提供することで安全と胃袋を守っている。 また、狩った魔物を家庭や店に売るといった卸業も兼任している。 全ての料理人にとっては頂点とも呼べる誉れ高き勲章である。 考試大会 年に一度、王都「ブリゲードタウン」にて開催される謂わば入隊試験。毎年、ヴィクタシア各地から様々な料理人が集う。 予選で7勝を上げた後、ブリゲード最強のシェフである『ナイフ・スプーン・フォーク』の三名を打ち負かすことで晴れて入団となる。 ただし、3敗を喫した時点で即失格となる正に狭き門。 毎年この時期には観光客でごった返しとなり、一種の『町興し』にもなっている。 魔物 遥か昔から人間達に危害を与える存在。 当時は誰も食べようとすらしなかったが、ブリゲードにより調理法が確立されて以来食されるようになる。美味いと分かると見方が変わるアレ 現在では調理技術も向上しているためか、ブリゲード以外にも魔物を調理して提供するレストランが出てきている。 一口に魔物といえどピンからキリまでおり、全く襲いかかってこないものもいれば凶暴なものもいたりと多種多様。 【登場人物】 考試大会出場者 『鉄の胃袋』ミナ・ハン 今作の主人公である風の村出身の人間の女性。 ブリゲードに入団し、世界中の様々な料理を学ぶことを夢見ており、両親の反対を押し切って大会参加を決意。 明るく天真爛漫な性格で、母親から貰った小麦粉代を旅費に充てたり、列に割り込むなど強引なところがあるが、料理に対する情熱は本物である。 武器はナイフとダガー。風の魔法を組み合わせた戦法を得意としており、遠近どちらにも対応可能なバランスタイプとなっている。 肩書きである『鉄の胃袋』は食欲旺盛な彼女の様子をサイモンがそう呼んだもの。 変装が特技。(*2) 『慈悲深きバーサーカー』スラッシュ 西海岸の里出身のオークの男性。ミナがブリゲートタウンで初めて出会う人物で、彼女の事を「青い小鳥ちゃん」と呼ぶ。 故郷の家族と仲間と料理をこよなく愛する豪快な熱血漢。 武器は肉切り包丁。ミナと比べるとステップがないため相手の攻撃を避けにくく、攻撃スピードも遅いが、それを補う攻撃力が売り。 食材を吸収することで『バーサーク状態』となり、さらに攻撃力が底上げされるのでドラゴンやヒドラといった大型の魔物も比較的楽に狩れる。 第五章は彼が主人公となり、病気で苦しむ妻のために奮闘する。 勝利すると狩猟パートでダガーを当てた魔物を炎で燃え上がらせ追加ダメージを与える『竜の首飾り』がもらえる。 『光速の食鬼』ジギー 本名ジークフリード。死霊術師を生業とする男性で、見た目は人間だがその正体はアンデッド。スライム状のオバケ『ジェリー』を連れている。 性格は飄々としてつかみどころがなく、危険地帯と言われる闇の世界を散歩感覚で歩くなど底が見えない。 自身のアンデッドの特性を活かし研究機構に侵入し、秘密裡に調査するといった裏方的な仕事を担ってくれる。 武器は骨すき包丁。闇の力で死霊軍団を召喚・使役する能力を持つ。 勝利すると調理パート時に調味ジェム二つを赤に変更できる『ジギーの辛口ケチャップ』がもらえる。 『決然たる刃』キリン ブリゲードタウン出身のエルフの女性。 幼いころから薬膳料理の研究を行っている、知的溢れる穏やかな性格。 初日から寝坊をかまし説明会を聴きそびれたミナにアドバイスを与えたり、その知識量を活かし特効薬を作りあげるなど要所でサポートしてくれる頼れる存在。 クールな印象を受けるが、実はネコが好きといった意外な一面も併せ持つ。 勝利すると狩猟パート時に二段ジャンプが可能になる『キリンの羽根つきブーツ』がもらえる。 『捧げる者』レオニッド 落ち着いた雰囲気のエルフの男性で、故郷の子供たちに慕われている人徳者。 「ドワーフの英知を知りたい」という理由でセザールに積極的に話しかけたり、料理のテクニックを教えてほしいとお願いしたりと知識を得ることに関しては非常にストイック。 得た知識は皆に共有したいタイプなのか、セザールの家族構成をスラッシュに教えたせいで本人は「プライバシーは大事なもんだぞ」と愚痴をこぼしていた。 勝利すると調理パート時に万能ジェムを3回まで使用できる『レオニッドの虹のしずく』がもらえる。 『酸の舌』シヴ・ザヤ 料理人にして鷹匠でもあるオークの女性。 大家長キルンの子孫である名家の末裔だが、相手を全員ぶっ潰すと発言したりなど非情に好戦的な性格。 また、毒まみれだったりカビだらけだったりする食材を見て、嬉々として目を光らせる少し危険な一面も。 物語中盤にキリンに難癖をつけた末に武器を抜いてしまい、規定違反でミナと共に大会追放処分を受けてしまう。(*3) その後、とあるアクシデントで料理人たちの緊急集合がかかり特別ルールで復活できたものの、勝ち残ることは出来なかった模様。 勝利すると狩猟パート時にダガーを当てた敵の動きが少しの間遅くなる『シヴの氷の腕輪』がもらえる。 セザール 筋骨隆々なドワーフの男性。 非情に無愛想かつ気難しい性格をした頑固オヤジ。 レストラン「三日月亭」の女将であるポンティーダに想いを寄せているが、緊張して上手く喋れないという初心な一面も。 『美味い料理を作るのに肩書なんて必要ない』という理由で肩書を名乗っていない。 勝利すると調理パート時にレベル1のジェムを4つ揃えた時に一気にレベル3にまでアップさせる『禁欲のフライパン』がもらえる。 『ティー・トータラーズ』クオツァル・ルミナリア 機械とお茶をこよなく愛する少女。 ティーポット型ロボット『ティー・ボット』と共にチームとして参加する。 幼いながらも好成績を残す実力者だが、ミナの胃袋を本物の鉄製と勘違いしたり、シヴから切り取った手首をまだとっているのかと訊ねたりとなかなかの不思議ちゃん。 勝利すると狩猟パート時にマナの最大値が4アップする『クオツァルのサファイア茶』がもらえる。 『気高きパティシェ』ウォルト パティシェであるオークの男性。スラッシュに比べるとかなりの肥満体。 見た目とは裏腹に「~でしゅ」といった、所謂「赤ちゃん言葉」を使用する。 『オークにしてエルフよりも器用』と称される程の腕前の持ち主だが、特定のレシピを持たず、感覚のみで食材を入れていくというぶっ飛んだ調理法。 彼と戦えるのは中盤以降で、序盤ではすでに三敗を喫してしまい脱落となったが、ルール変更により復活。 ミナとの対戦で4敗目となり追い込まれてしまうものの、最終的には無事にブリゲードに入団することができた。 勝利すると調理パート時にひび割れの調理ジェムを一回多くかき混ぜることが出来る『ウォルトのフライ返し』がもらえる。 『正義の怒り』ワイズ 大会参加者である男性。 参加登録の際にミナに目の前で割り込まれてしまい、それ以降様々なアクシデントに見舞われたせいで彼女を逆恨みするようになる。所謂「残念なイケメン」枠。 ストーリー中盤に6勝4敗という大事な局面でミナに勝負を申し込む。 この手のキャラにありがちな「ズル賢い手」を使うことはなく、あくまで料理人として正々堂々と勝負し、負けて失格が確定してもやさぐれることなくリベンジを誓うなど根っこはスポーツマンシップに溢れた好青年。 こうして見ると段々ミナが悪者に見えてきてしまうような気もしなくない。 勝利すると狩猟パート時に一度だけ戦闘不能を防ぐ『ワイズのサイン入りブロマイド』がもらえる。やっぱり残念なイケメンじゃないか。 その他 リリィ ミナの母親でレストランの調理担当。元バトルシェフの経歴の持ち主。 ミナのブリゲードの夢そのものには反対していないものの、出来れば店で働き続けてほしいと願っている。 ウェン ミナの父親で食材の仕入れ担当。 決して声を荒げることなくミナの成長を見守る心優しき性格。 サスキア ミナの姉で、彼女からは『キキ』という愛称で呼ばれている。 自らの夢のために家出を決心したミナを止めることなく送り出す。 父親譲りの恰幅のいい体型。 アレックス サスキアのボーイフレンド。仲は良好だが、リリィ曰く『結婚は当分かかりそう』とのこと。 リリィ達と共にミナの応援に駆けつけてくれる。 サイモン 小麦農家の息子にして、ミナとは腐れ縁の幼馴染。 いつも彼女の破天荒な行動に振り回されがちだが、よき理解者でもある。 ラゼル ブリゲード所属の師範であるエルフの女性。 選手たちに激励やアドバイスを与えるだけでなく、問題が起きた際には法に基づいた厳格な判決を下す厳しい面も。 ルーイ&ルイス 露天商を営む大柄な双頭のサイクロプス。左の頭が陽気なルーイで、右の頭が寡黙なルイス。 ベルショル ネコだらけの研究所にすむ初老の男性。『美食の大魔導士』を自称する。 究極の調味料『アンブロシアン』完成のため、ミナに実験の手伝いを頼む。 ソーン ハンターズギルドの教官を務める女性。慢性的な偏頭痛を患っている。 自身が仕留めた獲物の剥製だらけの部屋に住んでいるが、おさわり厳禁らしい。(曰く「指紋一つでも付けたら指を切り落とす」) 寡黙だがとてつもなく威圧的な雰囲気も漂わせており、スラッシュさえも彼女の前では委縮してしまう。 ポンティーダ レストラン『三日月亭』の女将であるドワーフの女性。『ティーダ』という愛称で呼ばれる。 副料理長2名がブリゲードに参加し、人手が足りなかったためアルバイトを募集していた。 前述通り、かきいれ時にも関わらず戦力を心置きなく送り出したり、悩める若者に対しアドバイスを送ったりなど、姉御肌という言葉が相応しい豪快な人物。 最後にはめでたくセザールと結ばれることになる。(*4) パズ スカウルハート盗賊団の団長。スラッシュが手に入れた「ヨクの心臓」を奪い取った。 元々は「ヴィクタシア演劇団」という演劇集団だったためか、芝居がかった話し方が特徴で、スラッシュからも「普通に喋れねぇのか」とツッコミを入れられている。 スラッシュと部下の料理対決時にはカミン主宰を演じ、えこひいきなどせず公平に審判してくれる。 最後にはスラッシュの身の上話を聞いたことで己の犯した過ちを悔い、盗賊稼業からきっぱり足を洗った。(*5) チープッチ 単眼で丸っこい鳥のような魔物。見慣れると可愛く見えてくる…かもしれない。 角や肉が食料として使われるほか、満腹時には栄養満点の卵を産み出す習性を持つ。 人を襲うことはないが、農作物を荒らすことがあるため彼らも立派な狩猟対象である。 今作のマスコット的存在なのだが、容赦なく捕食されることも。 カミン 考試大会の若き主宰。選手紹介やテーマ食材の発表など大会を進行する。 最終試験には審査員として参加し、唯一全ての味が同一に纏まった料理を要求する。 雰囲気的に黒幕っぽいなって思った人、怒んないから手を挙げなさい。 ストーリーのネタバレとなるため収納 リクサル 元々はブリゲードに所属していた錬金術師。 大学が自身の研究でなく、ベルショルのアンブロシアン制作に投資するという事実に嫌気がさし、脱退。 以降、地下にこもりながら闇の世界の魔物の研究を密かに行っていた。 ベルショルの研究所からヨクの心臓を盗むよう盗賊団に依頼したり、王国全土に疫病を広げたなどの悪事を働いた今作の黒幕。 闇の世界へと逃げおおせていたが、正式にブリゲードとなったミナとスラッシュにより捕縛。 最終的にはキッチンコロシアムで行われる「料理による審判」で、自身の量刑を賭けてミナと対決するも、敗れて逮捕されてしまった。 追記・修正は皿を割ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント